

こんな悩みを解決したいと思います。
こんにちは、ユキトモです。
Windows Server系のOSはセキュリティ上、ログイン時にはユーザIDとパスワードを入力する必要があります。
シャットダウン時または再起動時には追跡ツールが初期設定では起動し、理由を入力後、電源OFFまたは再起動が可能になります。
自分のPCに「VMWare」をインストールしてゲストOSにWindows Serverをインストールし、検証のために使用している場合などサーバー系のWindowsOSは
スマートにOSの上げ下げをしたいですよね。
その手順を説明します。
OS自動ログイン
Server系のWindowsOSの他、個人用OS(Windows7、10)などにも使える方法です。
step
1「ファイル名を指定実行」を起動する。
「ウィンドウズキー」を押しながら、「X」を押します。
すると下記の画面が表示されます。「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
step
2「netplwiz」と入力して「OK」ボタンをクリックします。
step
3チェックを外す。
「ユーザがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」の
チェックを外します。
「適用」ボタンをクリックします。
step
4パスワードを入力します。
ログインユーザのパスワードをここで入力し、「OK」ボタンをクリックします。
step
5 「OK」ボタンをクリックします。
下図の画面が表示されますので「OK」ボタンをクリックします。
step
6OSを再起動する。
ユーザーIDとパスワードを入力することなく、画面が表示されることが確認できれば、設定は終了です。
OSシャットダウン時に追跡ツールを無効にする
個人向けのWindowsOSは最初から無効になっているので不要なのですが、Windows Server系は
OSをシャットダウンするときにいちいち、シャットダウンするときの理由を聞かれます。
無効にする設定方法を解説します。
step
1「ファイル名を指定実行」を起動する。
「ウィンドウズキー」を押しながら、「X」を押します。
すると下記の画面が表示されます。「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
step
2「gpedit.msc」を起動
「gpedit.msc」と入力し「OK」ボタンをクリックします。
step
3無効にする。
「ローカル グループ ポリシー エディター」が起動する。
[コンピュータの構成]
→ 管理用テンプレート
→ システム
を開き、右側のエリアに表示されている「シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する」をクリックします。
step
4無効を選択します。
「無効」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
step
5無効を確認します。
無効になっていることを確認し、OSのシャットダウン時に追跡ツールが起動しないことを確認し、シャットダウンまたはOSの再起動をして下さい。
まとめ
個人用の検証するための環境を作成したときに、ユーザID、パスワード、OSシャットダウン時の追跡ツールが起動すると時間がとられるので、無効にしておきたい設定を説明しました。
ちょっとした小技です。役に立てたら幸いです。
以上です。